膝の痛み

変形性膝関節症(膝の軟骨がすり減ることによって起こる)

原因不明な一次性と、何らかの原因がある二次性に分けられますが、ほとんどが一次性です。
45歳以降での発症が多く、高齢になるほど増えてくる事が特徴で、女性に多い疾患です。
症状は、初期には関節のこわばり程度ですが、次第に痛みが強くなり、動き始めに痛むようになってきます。歩行や階段昇降で痛みが出現し、支えがないと動けなくなることもあります。関節に水が溜まって腫れることがあります。
治療としては、つえや装具などを使っての局所安静、消炎鎮痛剤(内服薬、外用薬)の使用、下肢の筋力強化、温熱治療、ヒアルロン酸の関節内注射があり、これらの治療で作用が無ければ手術を行う事があります。

大腿(だいたい)骨遠位端骨折(太ももの骨の膝に近い部位の骨折)

交通事故や転落などの強い力がかかって起こる場合と、骨粗しょう症の患者さまが転倒などの弱い力で骨折する場合があります。
治療としては、損傷の程度によって、手術と手術以外の方法を選択します。これらの骨折、靱帯(じんたい)損傷、半月板損傷は単独で起こるだけでなく、複数の損傷が同時に起こる場合があり、この場合は治療に時間がかかることが多くなります。